以前、京の宇治茶(古都だけじゃない京都の楽しみ方。お茶畑巡りでリフレッシュ)や酒米「祝」(京都の水で日本酒をつくるなら京都のお米で〜祝〜)を記事で紹介しましたが、今回ご紹介するのは京都のブランド魚「京鰆(きょうさわら)」です。
西京味噌に漬けた「鰆(さわら)の西京焼き」はとてもおいしいですよね。西京味噌は京都に古くからある調味料ですが、鰆は古くから瀬戸内地方でよく食べられている魚。ですが、最近はたびたび漁獲量NO.1になるほど京都でたくさん獲れるんです。
京鰆といっても、京都で穫れる鰆すべてがそう呼ばれるわけではありません。京鰆を名乗ることができるのは、1.5kg以上の獲れてからすぐ氷詰めにされ舞鶴から出荷されたもの。
さらにその中でも3kg以上の鰆は「特選京鰆」と呼ばれますが、全体の1/10程度のしかない貴重な魚、1匹1匹丁寧に箱詰めされて出荷されます。
伝統食「西京味噌」と特選京鰆の組み合わせは絶品ですが、もちろん刺し身や焼き、炙りなどおいしい食べ方がたくさんあります。西舞鶴ではたくさんのお店で味わうことができるので、好みの食べ方を探してみてくださいね。
舞鶴は港で栄えた街で、横浜の赤レンガ倉庫のような舞鶴赤レンガパークなど古き良き港町を散策するのもおすすめです。また、隣の宮津市には天橋立や天照大神が伊勢神宮の前に祀られていた「元伊勢 籠神社」とその奥宮「眞名井神社」など魅力的な観光スポットがたくさんあるので春休みに訪れてはいかがでしょうか。