おでかけ

京都の水で日本酒をつくるなら京都のお米で〜祝〜

「京の米で京の酒を」推進会議〜京都酒米振興プロジェクト〜より〉

日本酒の原料になるお米として「祝」という名前を聞いたことはありませんか?全国的には「山田錦」が有名かもしれませんが、「祝」はそれに優るとも劣らない高い品質をもった京都オリジナルの酒米なんです。ご飯として食べるお米と同じように、日本酒の原料米=酒米も日本中にたくさんの種類があるんです。そのお米のひとつが京都特産の「祝」。

「祝」の生まれは古く昭和6年(1931年)、なんと80年もの歴史があるんです。ただ、酒米としての評価は高かったものの戦中戦後の食糧不足で食用米が優先されたことと一般的な稲より背が高く当時の技術では育てるのが難しかったため生産する農家が減ってしまいました。

しかし、おいしい京都産の日本酒をつくるために「祝」を何度も改良して復活したのが平成4年(1992年)。その16年後の平成20年(2008年)についに全国新酒鑑評会で「祝」でつくった日本酒が金賞を受賞し完全復活したんです。

伏見酒造組合HPより>

フランスには「テロワール」という言葉で、原材料であるブドウの育つ環境(気候や土壌など)や技術とワイナリーには密接な関係を表しています。日本語に訳すと地域性といったところでしょうか。

ワインと同じように、日本酒でも「良い水があるところに良い日本酒あり」と言われ、水と酒の関係が重要視されています。京都の日本酒もたとえば「伏見の水」と「京都限定生産の『祝』」のように地域性が加われば、多くの人が日本酒の評価をしやすくなり、また愛着を持てるようになりますね。

今では京都府内の農家約112戸が「祝」生産に、約24軒の蔵元が「祝」を使った日本酒の仕込みに取り組んでいます。

京都に来た際には、旨味が芳醇に感じることができる「祝仕込みの日本酒」をぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

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