タイトルの「ロボティクス」という言葉、「ロボット」とに似ているのですがちょっと違うんです。「ロボット」というとドラえもんなどが思い浮かぶかもしれませんが、「ロボティクス」はもっと現実的で身近なもの。
例えば、いろいろなお店で店頭に立つことを見かける「Pepper」くん、コミカルな走り方や愛嬌が個性的な「ASIMO」、「aibo」ロボティクスなど。それだけでなく、使っている方も多いかもしれませんが、ルンバもそうですね。
ルンバをお持ちの方はけっこうたくさんいるかも知れませんが、Pepperやaiboをお持ちの人はそれほど多くはないでしょう。ですが工場では多くの種類のロボティクスが人間の代わりに自動車などの製品を作っていて、すでに皆さんの生活に役立っているんです。
そんなロボティクスの最先端を身近に体験できるイベント「Affinity in Autonomy <共生するロボティクス>」が2019年12月14日(土)から銀座のGinza Sony Parkで始まります。
●2019年4月の世界最大規模のデザインイベント「ミラノデザインウィーク2019」で高く評価された展示を日本で体験!
Ginza Sony Parkではミラノと同じ5つの体験ができます。この5つを順番に体験すると今よりロボティクスがずっと身近に感じられるようになるので、ぜひすべて楽しんでみてくださいね。
ー「Awakening <意識>」
暗闇の中で自分の動きに合わせて光や音が現れます。まるで夜の森に迷い込み森の精がざわめくかのよう。もちろんその正体はロボティクスたちなのですが、光や音がまるで意識を持って自分を見ているように感じます。そんなロボティクスたちの意識を感じてみてください。
ー「Accordance <協調>」
次のゾーンで現れる球体のロボティクス。彼らはお互いに存在を認識し合っているかのように動きます。そして時には人間の存在も認識したかのような動きも。今、日常で見かけるロボティクスは人間を出迎えてあいさつしたり掃除したり、人間のために用意されていることがわかりやすいですが、ここのロボティクスたちは、人間の存在も含めた彼ら独自の世界を感じさせます。
ー「Autonomous <自律>」
このゾーンにいるのは振り子のロボティクス。手をかざすとまるで意思がありその手に興味があるような動きをします。
ー「Affiliation <共生>」
意識・協調・自立ゾーンはまだ人間の動きに反応するだけでしたが、共生ゾーンのロボティクスにはもっと生き生きとした何か生命感を感じることができます。なぜでしょう?その答えは実際に体験してみなくてはなかなか実感が難しいかもしれません。きっと言葉にはできない生命の気配があるからかもしれません。
ー「Association <連帯>」
このゾーンのロボティクスはもっと積極的。近づいてきてアンケートのお願いをしてきます。まるでここまでのゾーンは生き物の進化の歴史をたどってきて、ついに人間の生活に入り込めるまでに進化。人と同じ存在感を持ちながら、でも人とは違う。そんなとき自分は何を感じるのか考えさせされます。ロボティクスが生活にもっと入ってくる時代はすぐそこ。今から想像しておく良い機会になるかもしれませんね。
概要
タイトル: #012 Affinity in Autonomy <共生するロボティクス>
開催期間: 2019年12月14日(土) 〜2020年1月13日(月・祝)
※ 2019年12月31日(火)、2020年1月1日(水・祝)は休園日
開催時間: 10:00〜20:00
会場 : Ginza Sony Park PARK B2 / PARK B3
料金 : 入場無料
URL : https://www.ginzasonypark.jp/program/020/
SNS : @ginzasonypark (Instagram, Twitter, Facebook) #AffinityInAutonomy #ginzasonypark
Affinity in Autonomy: Exhibition at Milan Design Week 2019 (動画)
https://youtu.be/oNVTxqcrJ9k
Affinity in Autonomy (Sony Design サイト)
https://www.sony.co.jp/AiA/
Sony Design Instagram
@sonydesign_official