<小樽駅>
<小樽駅前より海に向かって>
●今、色内2丁目があつい!
小樽の定番観光スポットといえば、小樽運河散策や運河クルーズ、異国情緒ただよう堺町筋商店街、北一硝子工房、寿司屋通りなど数多くありますが、そのほとんどが小樽観光案内所を中心に、小樽から海に向かって右側のエリアに集中しています。
ですが、今、実は左側のエリア色内2丁目があついんです。
●こだわりのショップや工房
このエリアにもこだわりのセレクトショップなどが小樽市指定歴史的建造物を利用してどんどんオープンしています。
<vivre sa vie + mi-yuu>
<CRAFT BEER & HOSTEL OTARU TAPROOM> https://otaru-taproom.com/
<田中酒造店> https://tanakashuzo.com/
<おたる北運河かもめや> <JAZZ喫茶フリーランス>
http://kamomeya.main.jp/ http://www10.plala.or.jp/free-lance/
●歴史を感じさせる建物も
<旧日本郵船小樽支店>
<鱗友朝市>地元の方の台所。朝市というくらいなので早い時間に訪れたいですね。
●明治時代に手で触れることができる小樽駅
ここまで紹介してきた建物の多くは小樽市指定歴史的建造物ですが、小樽観光の玄関口「小樽駅」は平成18年に国の有形文化財に登録されています。小樽駅の歴史は明治36年(1903年)までさかのぼりますが、今の駅舎は昭和9年(1934年)に建てられたもの。そんな駅舎で明治を感じられるあるものがあるんです。
今は柱として使われていますが、実はもとはレールだったんです。このレールには「BARROW SIEI 7/1903 SEC525 (H T」と刻印されています。この「1903」がレールが作られた年。なんと116歳なんです。このようなレールが現在4本あり、わかりやすく白く塗られています。何度も化粧直しで塗り直されているので見つけにくいですが、他にも何本も見つけることができます。中には1900年製のものも。駅で待ち時間があるときに探してみるのも楽しいですね。
今回は駅長さんに旧駅長室と貴賓室を特別に案内をしていただきました。
また、小樽は3歳から9歳まで故石原裕次郎氏が過ごし愛した街で、残念ながら2017年に閉館してしまいましたが石原裕次郎記念館がありました。その縁で、奥様の石原まき子氏が名誉駅長に就いており、4番線ホームが「ゆうじろうホーム」として記念されています。
おちゃめな駅長さんが石原裕次郎さんと同じアングルで写真を撮らせてくれました。ありがとうございます!
●一日では足りない!小樽観光
小樽には定番観光スポットがたくさんありますが、まだまだ注目されていない見どころがたくさん。今回はご紹介できませんでしたが、坂の町で有名な尾道や長崎と同じく小樽には坂がたくさんあります。賑やかな定番スポットももちろん見逃せませんが、もう1泊して静かな歴史ある港町「小樽」を感じてみてはいかがでしょうか。