「一生に一度は見てみたい」と誰もが思う、オーロラ。オーロラに出会うことができるのはアイスランドやノルウェー、そしてカナダやアラスカ。冬の間のみチャンスが訪れる幻想的な空の芸術です。オーロラの季節が終わってしまう前に、今年こそ夢を叶えに行ってみませんか?
▶世界最北の航路で絶景と冬空に輝くオーロラに出会う~ノルウェー沿岸急行船『フッティルーテン』で巡る10日間
オーロラというと、思い浮かぶのはこんな写真。
空一面に緑のカーテンが揺らめく様子、一度は見てみたいものですよね。そんなオーロラに出会うチャンスが3回もある、10日間の旅があります。しかもこれは船旅。海の上から見るオーロラはきっととても美しいに違いありません!
旅のスタート地点ベルゲンまではスカンジナビア航空で向かいます。2015年導入の新しいキャビンは「ホテルのような快適さ」を追求したというだけありロングフライトも苦にならない居心地よさ。
しかもスカンジナビア航空は、エコノミークラスでも有料で空港ラウンジを利用できるんです。北欧デザインのラウンジでくつろげるなんて、乗り継ぎが楽しみになりますね。
ベルゲンから船に乗り込み、初日はオーレスンからクリスチャンスンの旅。アールヌーボーの街並みが水にうつるオーレスンの街は記憶に残る美しさです。
そして翌日はトロンハイムからロルヴィークへ。トロンハイムは中世の面影を残す、大学が多い街でアカデミックな雰囲気に包まれています。ニーダロス大聖堂を訪れるオプショナルツアーも。冬の澄み切った空気の中での大聖堂は、より神聖なものに感じられます。
旅が始まって5日目はボードからスヴォルバール。
この日は午前中に北極圏を通過。船旅には「北極圏通過の儀式」というユニークなものがあって、デッキに乗客が集まりスプーンで「鱈の肝油」を飲むんです。
美味しいものではありませんが、珍しい旅の思い出になることは間違いありませんね。ちなみに使ったスプーンはお土産として持ち帰りOK。
この日の夜はオーロラチャンス。旅の中盤でオーロラに出会えるかも。「寝ていて気付かないのでは……」という心配は無用で、フッティルーテンの船では美しいオーロラが現れると船内放送で教えてくれるのです。
6日目は「北欧のパリ」と言われるトロムソへ。北極圏最大の街トロムソでは、ショッピングも楽しそうです。ノルウェーは物価が高めですが、それでもついつい買ってしまうくらい可愛らしい北欧デザインの物が充実しています!
トロムソの街のシンボルである教会も素敵です。
このクルーズは南行き、北行きでエクスカーションも違うのですが、南行きで体験できるトロムソの教会でのミッドナイトコンサートは本当に神秘的で思い出に残る時間を過ごすことができますよ。
7日目、ヨーロッパ最北端ノールカップへの玄関口ホニングスヴォーグへ。日本では春先の季節でも、とっても寒いです。でも旅をしているとこの寒さが心地よく思えてくるから不思議。
ここまでの3夜連続で、オーロラチャンス。「一回もオーロラを見られなかった」という人は、少ないようです。
そして船はキルケネスに到着し、そこからオスロ経由で日本へと戻ります。
オーロラに出会うことが目的の旅とはいえ、美しい北欧の街並みや自然、可愛い雑貨、美味しい食事、澄み切った空気……と、オーロラ以外にも魅力にあふれている旅。沿岸を航行するのでそこまで揺れることもなく、船酔いが心配な人でも安心です。
シングルチャージで一人参加も可能なので、長めの休暇を取ってノルウェー一人旅も素敵。疲れた心を癒してくれるような出会いが沢山詰まっています!
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