「カラダに良い」と、よく聞く沖縄料理。確かにそんなイメージはあるし、沖縄で暮らしている人は長寿が多いという証拠もあります。でも、具体的に沖縄料理ってどんなところがどんな風にカラダに良いのでしょうか?そしてそんな沖縄料理の良さをたっぷり味わえる朝ごはんも、ご紹介します!
こんな時におすすめ
▶健康的な食事で旅先の一日を始めたい
▶のんびりリゾートで心もカラダも癒されたい
ひとり旅の目安
【日数】1泊2日~【予算】朝食2,800円+旅費
沖縄食材はこんなにカラダに良かった!
ゴーヤー…沖縄料理ですぐ思い浮かぶゴーヤーチャンプルーをはじめ、さまざまなかたちで登場するゴーヤー。ビタミンCが豊富なことで知られていますが、特にゴーヤーのビタミンCは野菜の中で唯一加熱しても壊れにくいのです。なのでチャンプルーなど火を通して沢山食べられる状態にしてもビタミンそのまま。食物繊維やカルシウムも豊富です、
フ―チバ―(よもぎ)…普段は草餅くらいでしか食することのないよもぎですが、沖縄ではさまざまな料理に登場します。このよもぎは非常に食物繊維が豊富、かつクロロフィルがとても多く含まれていて貧血予防やコレステロールを下げる働きもあるそう。
ハンダマ(水前寺菜)…沖縄から南九州の温かい地方に自生する水前寺菜は鉄分を多く含むことから「血の薬」とも呼ばれるもの。強い抗酸化力を持つアントシアニンやビタミンB,ビタミンAも含まれています。
海藻類…沖縄料理に登場する海藻ですぐ思い浮かぶのは海ぶどうですが、沖縄で採れるもずくもとても良く使われています。もずくのヌルヌル成分であるフコイダンはコレステロールの排出効果ほか、ガンの予防にも効果的ともいわれています。しかもとても低カロリー!
豚肉…沖縄で「肉」といえば、やっぱり豚肉です。沖縄の人たちが長寿である理由も豚肉をたくさん食べるから、なんて言われていますね。もちろん豚肉自体は全国で食べられていますが、沖縄では部位に合わせて調理法を変えて耳の先から足先、血液まで余すことなくいただきます。脂が多い部分は下茹でして脂肪を落とし、ビタミンやタンパク質だけ上手に摂っています。
というわけで、まだまだありますが代表的な食材だけでもこんなにヘルシーな沖縄料理、「命の薬(ぬちぐすい)」と言われるだけありますね。
「命の薬」をいただく、琉球伝統朝食
沖縄県恩納村の「ルネッサンス リゾート オキナワ」で、一日30食限定でこの栄養豊富な沖縄食材を堪能できる「琉球朝食」をいただくことができます。沖縄の伝統的な焼き物「やちむん」の器に盛りつけられた料理は、料理長が一品一品丁寧に作ったもの。ゴーヤーかフ―チバ―の健康ドリンクで目をさまし、ハンダマのお浸しや太もずくの酢の物でさっぱりと胃を整えます。優しい食感のゆし豆腐汁でカラダを温め、豚肉と田芋を炊いた「ドゥルワカシー」やニンジンシリシリでお腹を満たし、アンダンス―とフ―チバ―ジューシー(よもぎ雑炊)で締めくくります。
旅先の朝、最高にパワーチャージできそうな朝食ですね。ルネッサンスリゾートオキナワ宿泊ゲストは無料ですが、宿泊者以外も楽しめるこの朝食、沖縄滞在中味わいに行ってみてはいかがでしょうか?
彩(ルネッサンスリゾートオキナワ2F)
6:30~9:30※11/1~2018/2/28は7:00~
2,800円(サービス料・税別)
沖縄県国頭郡恩納村山田3425-2
Access→那覇空港より車で60分
ルネッサンスリゾートオキナワ公式HP