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一生に一度は見たい!オーロラに出会うノルウェーの船旅① 出発~乗船

「一生に一度は見てみたいもの」の一つにきっと数えられる、オーロラ。オーロラに出会えるのはノルウェーやフィンランド、アイスランド、またはアラスカやカナダなどが有名ですが、旅に出ても自然現象だけに必ず出会えるとは限らないもの。今回は「オーロラ出現率がとても高い」と言われる冬のノルウェーで、フッティルーテンという定期クルーズ船に乗船。海に浮かぶ美しいオーロラに出会う旅に出ました。

スカンジナビア航空でオスロへ

今回利用したのはスカンジナビア航空、コペンハーゲン経由でまずはオスロに向かいます。成田空港からコペンハーゲンまでは往路約12時間のフライト。満席の機内、お供は2ウェイタイプの枕と、座り疲れを緩和してくれるクッション。最初からお水が用意されているのが嬉しい。ロングフライトで水分補給は大切です。

スカンジナビア半島上空でライブカメラをチェックすると雪の針葉樹林が映し出され「北欧に来た」という期待感が高まります

この日はオスロに夕方到着、エアポートホテルに一泊しました。そして翌日オスロから北のキルケネスへと向かいます。11月のノルウェーは肌が引き締まるような心地よい寒さ。霜が降りた草木を朝日が照らしキラキラ輝いていました。

キルケネスでフッティルーテンの定期クルーズ船に乗船

ノルウェーの北東部にあるキルケネスで、「ノールノルゲ」に乗船します。ノールノルゲは「北ノルウェー」という意味。船体のカラーリングは白・赤・黒のトリコロールです。

船内に入ったらまずはランチ。メインダイニングでのランチはビュッフェスタイルで、塩鱈やサーモン、ニシンなど北欧らしい食材を使った料理が並んでいます。珍しいものではトナカイのスープなんかも。チーズやフルーツも豊富にそろっていて、つい食べ過ぎてしまいそうです。

ランチビュッフェには美味しそうな魚料理があふれています。

ノールノルゲは2016年にリノベーションしたばかりの船。だから船内のインテリアはひときわスタイリッシュな北欧デザイン。今回宿泊したスーペリア・キャビンはコンパクトにまとまっていますがドアの色とベッドカバーの色がそろえられていたり、高さのあるベッド下にスーツケースを収納できたり、デザインと機能性が両立した居心地の良い空間です。

スーペリア・キャビン

乗船後は船内スタッフの紹介や安全レクチャー、シェフから本日のおすすめ食材の紹介、などもありました。

本日の特選素材を紹介するシェフ。美味しそうな蟹です。

ノルウェーの沿岸をフィヨルドに沿って進んでいくこの船は、通常の客船と違って一日に何度も短時間の寄港を行います。寄港時間が15分程と短すぎて降りられない港も多いのですが、ヴァルド―という小さな町では少し散歩してみました。まだこの時16時だったのですが、もう真っ暗。
港近くのお店ではこんなカラフルな毛糸が。このあたりにしかない色の毛糸も多いということで、記念に買って帰るのも良さそうですね。

ヴァルド―で船から降りたら真っ暗!でもこれ、まだ夕方です。

壁一面に並んだ毛糸玉。編み物の心得がなくても欲しくなります。

船に戻ったら散歩で冷えたカラダを温めるために船内のサウナへ。こんな本格的なドライサウナがあるのも北欧の船らしい。サウナで温める→水風呂の繰り返しで自律神経が整う、という記事を読んだことがありますがここではサウナ→外のきりっと冷たい空気にあたる、という繰り返しが良いかもしれません。それにしてもサウナでぼんやりと温まるのは、至福の時間です。

北欧の文化、サウナ。温度は控えめでじっくり温まれます。

メインダイニングでのディナーは基本的に毎晩3皿のコースが用意されています。この日はサーモンといくら、サワークリームの前菜、トナカイのロースト、アップルクランブルケーキにアクアヴィットのアイスクリーム。このエリア(ノルウェー北部のフィンマルク地方)で獲れるトナカイはほとんど脂肪がなく赤身のあっさりしたお肉でジビエの癖もあまりありません。アクアヴィットのアイスクリームは独特の香りがあるなめらかな口当たりで、本当に美味しいものでした。ケーキもホームメイド感たっぷり。

食後のコーヒーは7階のラウンジで。暖炉の火をモチーフにしたディスプレイもあり、かなり照明の落とされた空間はリラックスして眠くなってしまいそう。この日はオーロラに出会うことはできませんでしたが、星空はプラネタリウムのような澄み切った綺麗さでした。

▼この旅に関する問い合わせ▼
北欧トラベル(株)ツムラーレコーポレーション
TEL 03-6809-4324

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