日本での暮らしは便利で楽しいけれど、気が付かないうちにオーバーワーク気味になってしまうことも。常に頑張るのが当たり前で、常に上を目指さなければいけなくて、より多くのお金を稼ぐことを目標にしなきゃいけなくて…、そんな生活に少し疲れた時に行きたい旅先があります。
きっとちょっとゆるい気分になって帰ってくることができますよ!
1.ギリシャ
ラテン系の国全般にある、「なんとかなるさ」というおおらかさが特に強いように思うのがギリシャです。経済が破たんしても全然気にしない(気にしていた人もいるかもしれませんが)、貯金も基本的にはしない。「じゃあ何かお金が必要になった時はどうするの?」と聞いたところ「身近な人に借りるから大丈夫」なんだそうです。
困ったときはお互い様、という気持ちがみんなにあるので意外と大丈夫らしく。そしてその日稼いだお金で美味しいお酒を飲んで明日もまたほどほどに頑張ろう!といった具合。そんな様子を見ていると、あまり先のことを考えすぎても仕方ないなあ、と気がラクになりますよ。
2.フィリピン
海外のホテルなんかに行くと、お部屋をクリーニングしてくれるスタッフがフィリピン人であることも多く、なんとなくマメな働き者が多そうなイメージもあるフィリピン。ですが、実際フィリピンに行くと、本当にゆるーい空気が漂っています。女性は比較的働き者らしいのですが、男性は一日中のんびりしていることも多く、どうやって生活しているんだろう?と思うことも。
でも意外となんとかなるんです。フィリピンは食費がとても安く(ローカルな生活において、ですが)一日100円くらいで生きていけるそう。そして暖かいから適当な家でも快適に暮らせるし、大家族で暮らすことが多いので誰かが働いてくれればそれでみんななんとか生きていけます。
そういった様子を見ていると「働くのが嫌になったらフィリピンに来ればいいか」と思えるかも(思えないか…)。
3.中国
上記2つの国は「気がラクになる」という旅先でしたが、たくましさを感じて刺激になるのがやっぱり中国。行列におとなしく並んでいたら次々と横から入られて一向に前にすすめなかったり、気を抜くと偽物をつかまされていたり、そしてボロボロの昔からある街並みの横にものすごい高層ビルが次々と建てられていたり、とにかく人間のパワーを感じます。どんな手段を使っても頑張って生きなきゃ!という気持ちにもなります。
あと、中国から帰ってくると「やっぱり日本ていいなあ」とほっとして日常のありがたみがわかります(※それも中国の魅力の一つという意味ですよ)
「最近働きすぎなんじゃないか」と思ったら、是非旅に出て少し価値観を適当にして帰ってくることをおすすめします。