「家政婦」でも「お手伝いさん」でもなく「バトラー(執事)」。その言葉の響きからしてすでに日常から遠く離れているバトラーですが、旅先でこのバトラーサービスが体験できるホテルがあるのをご存知ですか?日本では大阪にもあるセントレジスホテルは全室バトラー付き、が特徴のラグジュアリーホテル。今年5月には上海に新しくオープンしました。
ホテル滞在中にバトラーに何をお願いすればよいのか、というと、何でもお願いして良いのです。欧米のゲストだとホテルの部屋に現地の友人を招いてパーティーをするのでその準備をお願いする、なんてリクエストも多いようですが普通の旅行ではなかなかそんなことないですよね。なので、普段は自分で自分のためにしているような「ちょっとしたこと」をお願いして贅沢な気分に浸るという使い方をおすすめします。
ちょっとしたことの例としては、たとえば普段の旅だったら朝目覚めてコーヒーやお茶を自分で入れるところをバトラーにコールしてお願いする、とか。夜にバブルバスの準備を自分でせずお願いする、とかそんなことです。もちろん日中出かけるときにレストランの予約などをお願いするなどもOK。「そんなこと自分でやったほうが早い」と思うかもしれませんが、あえてやってもらうというのが非日常です。
上海の新しいセントレジスはイギリスと中国の伝統的な宮殿スタイルが融合した造り。中国の書や金箔画などのアートのほか世界的なガラス彫刻家デイル・チフーリの作品も展示されています。そんな空間なら自然と姫気分になれそう。普段誰かに何かをしてあげることが多いならなおさら、旅の間くらいは自分では一切何もしない、すべて人にしてもらう贅沢を味わってみるのが良いかもしれませんね。
セントレジス上海静安
http://www.stregis.com/shanghaijingan