船の操縦ができると旅先での楽しみ方のバリエーションが広がる(全国各地のマリーナでクルージングを楽しめるシースタイルの紹介記事はこちら➡「ダイナミックな気分転換」が叶う、新しい海の楽しみ方)ということはわかったものの、それにはまず免許を取らなければいけません。
でも実はこれ車の免許よりもずっと簡単に短期間で取得できるという話を聞き、早速チャレンジしてみることにしました。私は車の運転は縦列駐車はもちろん、普通の駐車もできないし車線変更もできないレベルの人間ですが、それでもほんとに合格させてもらえるのか…。
車の免許の場合は合宿などで集中的にやった場合でも最短で2週間くらいかかりますが、ボート免許の場合なんと必要なのは3日間だけ!この短さがすでに予想外です。その3日間の内訳はというと、学科講習1日、実技講習1日、そして最後の1日が国家試験です。今回は3週間連続で土曜日に受けたので仕事にも全く支障はなし。
さて、では早速1日目。学科講習です。色々な場所で受けられるのですが、今回利用したのは横浜ベイサイドマリーナのヤマハ免許センター。アウトレットに併設されているのでランチの場所にも困らなそうだし、ついでにお買い物もできますね。免許センターの外にはクルーザーが色々展示されていますが、一か月後にはこんな船を自分が操縦できると思うとうれしくなってきます。
学科講習は9時スタートで17時終了。休憩を挟みつつでも丸一日授業を受けるというのは学生の頃以来です。最初に簡単にテキストなどの説明があり、その後具体的な内容の解説に入ります。海の交通と陸の交通の違い…など基本的なことは素人でもわかりやすいのですが、テキストが進むにつれて結構複雑な内容に。エンジンの仕組みやトラブルシューティング、気象についてなど車の免許における学科とは全然ジャンルが違う感じです。物理や地学が大の苦手だった女にはちょっと辛い…と思いましたが、「ここから〇問試験に出るのでこことここを覚えておいてください、覚え方は~」といった風に的確な指示があるので大丈夫です。そして一緒にもらえる問題集。本番の試験はすべてこの中から出るということなので、これを一通りこなしておけば大丈夫!!
ヤマハのボート免許スクールではスマホを使って学科の勉強ができる「スマ免コース」もあり、仕事の合間にちょこちょこ覚えるには便利です。
何しろ学科試験の合格率は95パーセントとのことなので、普通にまじめにやっていれば概ね問題ないと思います(たぶん)。
でも大人になるとこういう授業を受けて試験があって、というのも本当に久しぶりなので新鮮ですね。
次回は実技講習&国家試験本番!
ヤマハ ボート免許
https://www.yamaha-motor.co.jp/marine/license/index.html