最近よく耳にする「薬膳」という言葉。とてもカラダに良さそうな響きですが、何がどう健康的なのかはいまいちわからない…という方も多いのではないでしょうか。そこで今回は薬膳の基礎知識をご紹介&この秋薬膳メニューが味わえる旅先も、ご案内します!
こんな時におすすめ
▶夏で消耗したカラダを整えたい
▶とにかく元気になりたい
ひとり旅の目安
【日数】1泊2日~【予算】5,000円~(ディナー料金)+旅費
未病をケアする、オーダーメイドの食事療法
「病院に行くほどではないけど、なんとなく調子が悪い」というとき、多々あると思います。「はっきりした病気」を治療するのが西洋医学だとしたら、「病気じゃないけど不調」という未病の状態をケアすることを得意とするのが東洋医学。その東洋医学に基づいた食事療法が、薬膳です。
誰もがなにげなく実践している日常の行為にも薬膳の知恵は生かされていて、たとえば寒気がしたら悪化する前に生姜でカラダをあたためる…なんていうのも、そうなのです。薬膳というと中国の漢方を使ったちょっとクセのある料理というイメージもありますが、それだけではなくこんなことを意識して食べるのも薬膳の考え方。
1.夏はカラダの熱を取るもの、冬はカラダが温まるものなどその季節に合った食材を食べる。
2.酸、苦、甘、辛、鹹の5つの性質を味わう。たとえば酸味は肝臓に良い、苦みはカラダにこもった熱や湿気を取るなどそれぞれに働きがあるといわれています。
これなら私たちの日常の中でも、取り入れられそうですよね。
この秋沖縄で味わいたい、薬膳ディナー
ビーチやプールがにぎわう夏の沖縄も良いけれど、少し落ち着いた秋の沖縄も大人にはおすすめ。一人でふらりと訪れて2,3日滞在するにも良い季節。沖縄はもともとカラダに良い食材の宝庫ですが、さらに!薬膳も取り入れた食事をしたいというなら、オキナワマリオット リゾート&スパで期間限定で「美食薬膳」が提供されています。『琉華邦』のオーダーバイキングでは生薬であるアンゼリカをソース仕立てにし、肉の栄養分を最大限引き出した「牛肉の真空ロースト アンゼリカの香るソース」や食材の組み合わせが肺に潤いを与えるとされる「ロブスターの創作レッドドラゴンソース」「県産鶏と山芋、百合根の薬膳粥」などが用意されています。
火鍋のコースでは4種の生薬を用いたあっさり塩味の「四神白湯」と豆板醤や山椒を加えた「麻辣紅湯」の2色のスープでアグー豚や魚、季節の野菜を味わえます。その土地でとれた食材を味わうということと、漢方の知恵の組み合わせでとても元気が出そうなディナーですね。
琉華邦
オーダーバイキング ~幸福満腹晩餐~ 5,250円
琉華邦特製中国火鍋セット 4,200円
期間:2017年11月30日まで
オキナワ マリオット リゾート&スパ
沖縄県名護市喜瀬1490-1
Access→那覇空港より空港リムジンバスで約100分
オキナワ マリオット リゾート&スパ公式HP